- 物流企業
21/09/14
JR貨物と日本山村硝子、植物工場事業の合弁会社を設立
JR貨物(本社・東京、真貝康一社長)と日本山村硝子(同・兵庫県尼崎市、山村幸治社長)は9月10日、植物工場事業進出に向け、合弁・業務提携契約を締結した。
9月中に、植物工場事業を行う合弁会社山村JRきらベジステーション(同・兵庫県尼崎市、木村周二社長)を設立。工場を新たに建設し、農産物の生産、加工、販売事業を行う。
山村硝子は食の安定供給や、健康志向の高まりを受け、植物工場の研究開発を2006年から実施。高品質な野菜を多品種栽培できるノウハウを持つ。
JR貨物は、二酸化炭素排出量が最も少ない貨物輸送モードとして環境優位性を持つ。今回、「社会課題解決型」の新規事業への挑戦で植物工場事業に取り組む。
両社の持つ強みを生かし、事業の拡大や相乗効果が見込まれる。なお、工場の建設予定地や時期については未定となっている。