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21/09/14

JR東、中央線で朝どれ農産物輸送の実証実験を実施

 JR東日本(本社・東京、深澤祐二社長)は9月14日〜11月30日、農業総合研究所と協働で中央線の列車を活用した首都圏への朝どれ農産物輸送の実証実験を実施する。産直野菜の即売を通じ、地方の農業活性化に貢献する。

 早朝に収穫された農産品は、農業総合研究所が運営する長野県辰野町の「JRE農業ステーション辰野駅」に集める。その後、中央線辰野駅から在来線で岡谷駅(長野県岡谷市)まで運び、その後特急あずさに積み替えて八王子駅(東京都八王子市)へ輸送。到着した農産品は、八王子駅構内「やまたまや」で販売する。
 販売時間は、9月14日〜10月11日までは午後2時ごろ、10月12日〜11月30日までは午後4時30分ごろで、列車到着後準備ができ次第となる。
 JR東日本は、「生産地近隣でしか手に入らなかった鮮度の高い魅力ある農産物を首都圏消費地へ提供する」とする。

販売までのイメージ