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21/09/09

JR貨物、初の海外拠点タイ・バンコクで業務開始へ

 JR貨物(本社・東京、真貝康一社長)は9月2日、初の海外拠点となる駐在員事務所をタイバンコク市内に設置するための許可を取得した。タイでの貨物鉄道事業参入に向け、現地の情報収集、調査、検討を行い、日本・タイ両国の貨物鉄道輸送サービスの改善を目指す。
 「鉄道ロジスティクス本部海外事業部バンコク駐在員事務所」として開設した。日本から派遣する所長1人とタイ人社員1人の計2人で運営する。
 同社は2015年から、同国の貨物鉄道輸送への参入を検討してきた。日本で培った貨物鉄道輸送オペレーションおよびメンテナンスのノウハウを活用し、タイおよびASEANなども含めた貨物鉄道関連の課題に対応する。