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21/09/07

DHL、都内に輸送管理一元化のセンターを設置

 

 DHLサプライチェーン(本社・東京、ヨンファ・ゴー社長)はこのほど、輸配送を一元管理する「コネクテッド・コントロール・タワー」を東京都品川区の東京物流センター内に開設した。輸送フローの最適化とサプライチェーン可視化に向け、コントロール機能を統合。標準化・一元化された輸送サービスの提供を目指す。
 オーダー管理・プランニング・車両管理・追跡から決済・レポートなどの事務業務まで、幅広い輸送サービスを一元化する。顧客が全ての段階で必要な情報にアクセスし、サプライチェーンの効果的な意思決定を行えるよう後押しする。また、ビッグデータ分析に基づくプロセスやコストの最適化を図り、高品質な物流サービスの持続性・効率性を追求する。
 同社は2019年から、世界各地の主要市場でコネクテッド・コントロール・タワーの開設を進め、世界規模でオペレーションの標準化と輸送の一元管理に取り組んできた。現在、世界50カ所、アジア太平洋地域では9カ所のコネクテッド・コントロール・タワーを運営している。