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21/09/01

鴻池運輸、大阪港で「舞洲鋼材流通センター」を稼働

舞洲鋼材流通センターの外観

 

 鴻池運輸(本社・大阪市、鴻池忠彦社長)は8月3日、大阪市の大阪港に鋼材・重量物専用の「舞洲鋼材流通センター」を稼働した。鋼材や重量物の収容能力を増強し、さらなるサービスの向上を図る。
 所在地は、大阪市此花区北港白津1ノ12ノ38。阪神高速道路湾岸舞洲出口から5分の立地。敷地面積は7193平方メートル。鉄骨造1階建て。上屋面積は3942平方メートル。倉庫内部は高潮対策で床面を高くした設計とした。

天井クレーン

 天井クレーン3基(30トン、20トン、15トン)と、クローラクレーン1基(200トン)を設置。フォークリフト計6台(30トン1台、16トン2台、2・5トン3台)を配置した。重量物、長尺物や機械など多様な貨物に対応している。  船舶による大量輸送に対応しているのが特長。水深7・5メートル、広さ30メートル×120メートルの岸壁に隣接。最大5000トン船までの接岸が可能で、外航船・内航船問わず利用可能。
 鋼材・重量物を扱う既存倉庫は、一部で満床状態が続いている。また、アジア向けの輸出入業務の増加も見据え、今回の新設に至った。