- 物流企業
21/08/31
三菱倉庫、米企業と再生医療の物流網構築へ
三菱倉庫(本社・東京、藤倉正夫社長)は8月26日、超低温物流などライフサイエンス産業向けに物流ソリューションをグローバル展開している米国のクライオポートと、戦略的パートナーシップ契約を締結した。自社サービスにクリオポートの温度管理やトレーサビリティに関する技術を導入し、日本における再生医療サプライチェーン(供給網)を共同で構築する。
クライオポートは、バイオ医薬品などの超低温管理が必要な商品の輸送ノウハウを持つ会社。三菱倉庫は川崎市と神戸市に超低温物流サービスを提供する物流拠点を保有。近年は、再生医療に関する製品の需要が拡大している。
提携を通じ、クライオポートの持つ再生医療に関する機器・設備、システム、モニタリングなどの技術を活用。より信頼度の高い超低温物流サービスを日本だけでなく、グローバル展開も行う。