- 物流企業
21/08/25
ヤマト運輸、22年1月に宅配ロッカーからの非対面発送を開始
ヤマト運輸 (本社・東京、長尾裕社長)は2022年1月、ヤフーのネットオークションやフリマアプリの商品を、マンションの宅配ロッカーから非対面発送できるサービスを開始する。宅配ロッカー開発・管理のフルタイムシステムと連携。23年3月までに、全国3000棟の分譲・賃貸マンションに同サービス対応の「フルタイムロッカー」を導入する。
サービス対象となるのは「ヤフオク!」「PayPayフリマ」の商品。利用者が発送方法で「宅配ロッカー」を選び、自宅マンションの宅配ロッカーに商品を入庫するだけで、ヤマト運輸のドライバーが集荷して非対面での発送手配が完了する。
ヤマト運輸はこれまでも、ヤフーと共同で匿名配送サービス、オープン型宅配便ロッカーからの非対面発送、置き配サービスなどに取り組んできた。今回、フルタイムシステムとの連携で商品発送の利便性をさらに高める。
新築マンションから展開し、既存のフルタイムロッカーにもシステムを導入していく。サービス対応のロッカーは、フルタイムシステムのカスタマーサイトで確認可能になる。