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21/08/23

関通、倉庫管理システム「クラウドトーマスPro」で独自のAPIを公開

 

「クラウドトーマスPro」API連携イメージ図

 

 関通(本社・大阪府東大阪市、達城久裕社長)は8月20日、倉庫管理システム「クラウドトーマスPro」で独自のAPIを公開した。リアルタイムのデータ連携が可能となり、大幅なコスト削減を実現する。
 APIの公開で、多数のシステムとの連携が容易になった。利用者が、基幹システムとクラウドトーマスを連携する時に、最低限のシステム改修でリアルタイムのデータ連携が可能。発生するコストを大幅に削減する。
 また、クラウドトーマスProと基幹システムのAPI連携によりデータ連携を自動で行うことができ、これまで人の手で行っていたデータのアップロード・ダウンロードなどの事務作業の工数削減も実現する。
 昨今、EC(電子商取引)の拡大で、在庫状況をリアルタイムに把握したいという顧客ニーズが高まっている。またオーダー単位にリアルタイムでデータ連携したいという要望が増え、物流現場作業の高速化・リアルタイム性が求められている。加えて、24時間365日オーダーを受け付けている受発注業務の自動化ニーズも高まってきた。
 このような背景から、顧客のビジネス環境の変化に対応するため、同社ではクラウドトーマスPro独自のAPIを開発し、今回の公開となった。