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21/08/23

大和物流、22年9月に東大阪市で大型拠点稼働へ

 大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は2022年9月、大阪府東大阪市で「東大阪宝町物流センター」を稼働する。延床面積約2万8000平方メートルで、最大規模。近畿に拠点を置くメーカーや流通企業向けの保管・輸配送拠点として運営する。

完成予想図

 所在地は東大阪市宝町1529ノ4ほか。敷地面積は1万9688・18平方メートル。鉄骨造3階建てで、延床面積は2万7929.77平方メートル。貨物用エレベーター4基、垂直搬送機2基を備える。
 低床式ホームを採用し、床荷重の仕様も建材や機械などの重量物の取り扱いに対応。接車バースには、大型トラック約20台が同時接車できる。
 延床面積の広さを生かし、分散された物流拠点の集約や流通加工を伴う作業場の確保などの幅広い物流戦略に対応する。
 立地は阪神高速13号東大阪線の水走インターチェンジから約1キロメートルで、大阪市中心部まで約30分圏内。大阪外環状線(国道170号線)に隣接し、大阪市近郊の主要都市もカバーする。 近鉄けいはんな線の新石切駅から徒歩圏内。職住近接の環境を整え、雇用確保を見込む。