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21/08/20

ZOZO、千葉市の物流拠点に「t-Sort」を280台導入

1防火区画内に収まるコンパクトなシステムで、空間を有効活用し高い処理能力を実現。

 ZOZO(本社・千葉市、沢田宏太郎社長)は8月、千葉県習志野市の大型物流拠点「ZOZOBASE習志野1」に、プラスオートメーションの自動仕分けロボットシステム「t-Sort」を導入した。ロボット走行ステージを2段化し、生産性の向上につなげる。
 新たに2ユニット、ロボット台数で計280台を導入し、従来の1段式のロボット走行ステージを倍増。限られた防火区画内のスペースを有効活用した。使用面積は396平方メートル(投入台・周囲作業スペースは含まない)で、1ユニットあたりロボット140台。合計2ユニットで運用し、単位面積当たりの処理能力数が大幅に向上した。
 運用にはプラスオートメーションの庫内実行システムを使用。施設内のロボットは上下段と別れているが、仕分け先を同一場所へ設定している。柔軟性が特長のシステムで、作業進捗確認や業績の可視化も可能。データを蓄積し、作業工程のオペレーション改善を行っていく。