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21/08/18

エクスプライス、千葉県船橋市に基幹物流施設を開設

船橋物流センターが1階に開設された「MFLP船橋Ⅲ」 外観

 家電通販大手のエクスプライス(本社・東京、稲積憲社長)は8月、千葉県船橋市に旗艦施設となる「船橋物流センター」を開設した。売上高1000億円達成を目標とし物流施設を拡大するとともに、環境問題解決への取り組みも推進する。
 所在地は、千葉県船橋市浜町2ノ4ノ7「三井不動産ロジスティクスパーク(MELP)船橋Ⅲ」内。関東自動車道谷津船橋ICから2キロメートルの立地。敷地面積は5万8857平方メートル。地上8階建、RC・S造、免震構造。延べ床面積27万1051平方メートルの内1階を貸借した。既存の市川商品センターを拡大移転する。
 MELP船橋には、佐川急便拠点が併設されており、積込み時間の短縮など物流効率の改善が期待できる。また、輸送トラックの二酸化炭素(CO2)排出量を18%削減。トラック予約受付サービス「ムーボバース」を導入し。バース稼働率の向上も図る。待機車両を解消し、CO2排出量削減を図る。
 同社物流施設の延べ床面積は、新センターの設立で合計約4万2900平方メートル。千葉県船橋市に2件、大阪に1件を設置している。