- 物流企業
21/08/11
福岡運輸、燃料電池トラック導入に向け輸送実験
福岡運輸(本社・福岡市、富永泰輔社長)は11月16日~12月19日、福岡県内でFC(燃料電池)トラックの導入に向けた実証実験を開始する。データを公開し、物流業界でのFCトラックを促し低炭素社会の実現に貢献する。
福岡県トラック協会(真鍋博俊会長)と協力して福岡県内の全水素ステーションを活用し行う。トヨタ自動車のFCトラックを1台を使用し、実際の業務に活用。チルド輸送を行い、利便性の高いルートや、製品の品質管理状況を検証。二酸化炭素の削減量や燃費データを取得する。
実験で得たデータは、トヨタ自動車と共有し、FCトラックの市販化を後押しする。また導入メリットを運送企業に周知することで、市販化後の普及促進につなげたい考えだ。