- 物流企業
21/08/11
セイノー、阪和地区で定温輸送などを手掛ける丸久運輸を子会社化
セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)は8月31日、阪和地区で定温輸送などを手掛ける丸久運輸を子会社化する。関西圏でのコールドチェーンネットワークを拡充し、グループの温度帯物流を強化する。
丸久運輸は、1973年に創業し、和歌山県かつらぎ町に本社を置く会社。食品や、冷凍品などの輸送を手掛けるほか、常温品の幹線輸送も行っている。
和歌山市、大阪市、奈良市などに6カ所の倉庫を持ち、近年は事業者向けの3PL業務にも注力している。資本金は2100万円で、売上高は17億5000万円。従業員数は91人。
セイノーグループは現在、大消費地の首都圏、名古屋圏、近畿圏を中心に、温度帯物流の拡充を進めている。阪和地区で存在感を示す丸久運輸をグループ化したことで、他のグループ会社とのシナジーを追求し、3温度帯物流の確立を目指す。