• 物流企業

21/08/05

佐川GL、東松山市の拠点に自動仕分けロボット「t-Sort」を導入

 佐川グローバルロジスティクス(本社・東京、山本将典社長)は8月4日、埼玉県東松山市の「東松山SRC」にプラスオートメーションの自動仕分けロボットシステム「t-Sort」とRFID(電子タグ)を導入した。最新式の自動化設備を導入し、生産性の向上につなげる。
 t-Sort とRFIDリーダーを連携し、従来注文ごとに行っていたピッキング作業を、取りまとめられた商品からt-Sortが運搬・仕分けをする方式に変更。誤出荷の防止や、作業品質の改善につなげた。
 走行台には、物流現場で使用されるプラスチックパレットを活用。レイアウトの変更や、ロボットの増加への対応を容易にした。
 新システムの導入で、出荷能力が32%、返品処理能力が343%向上。人員数は27%、教育時間は70%削減した。
 両社は、今後も協業を進め、全国での拠点での自動化設備導入も検討していく。

投入時の商品読み取り機はRFIDリーダーを採用