- 物流企業
21/08/02
福通、25メートルダブル連結トラックを下関ー福山間で運行開始
福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は7月28日、「25メートルダブル連結トラック」を下関支店(山口県下関市)と福山主管支店(広島県福山市)間の運行を開始した。国土交通省によるダブル連結トラック対象路線拡充を受けたもので、幹線輸送の効率化、ドライバーの労働環境改善や二酸化炭素(CO2)排出量の削減を目指す。
新路線は、下関支店―県道57号線―中国自動車道下関IC(インターチェンジ)―山陽自動車道福山東IC―国道2号線―福山主管支店間を運行する。
同社は、17年10月から名古屋主管支店と静岡県の裾野営業所間でダブル連結トラックの国内初運行を開始。19年12月に栃木支店と岩手県の北上支店間、21年3月に広島県の福山主管支店と福岡流通センター間、同7月には名古屋支店と埼玉県の入間支店間で運行しており、今回が5路線目となる。
ダブル連結トラックは、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能。同社には、ダブル連結トラックを運転できる有資格者(けん引免許保有者)が6月末現在1578人在籍しており、今後さらに台数を増やしていく予定。