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21/07/30

日本マリンとセンコー汽船、濃硫酸船「祥硫」就航

 

 

6月29日に行った進水式

 

 センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)のグループ会社で、内航・外航海運事業を行う日本マリン(同・同、岩﨑一郎社長)とセンコー汽船(同・同、山田音弥社長)は8月1日、新造船「祥硫(しょうりゅう)」を就航する。瀬戸内海の各港へ濃硫酸を輸送し、さらに無機製品輸送領域に進出して輸送シェアの拡大と売上拡大を目指す。
 「祥硫」は、既存顧客が所有する濃硫酸専用船の老朽化に伴い代替船として建造したもの。全長46・017メートル、幅7・80メートル、深さ3・45メートル、総トン数192トン、積荷積載量約466トン、速度は10・5ノット。これまで、他社に任せてきたこれにより他社が行っていた輸送業務を担う。