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21/07/30

佐川・西濃・三菱倉庫ら、成田空港で医薬品輸送品質の国際認証の取得へ

 成田国際空港は2022年度、物流企業6社と医薬品の国際航空輸送品質認証「CEIV Pharma」の取得を目指す。今年既に7社が取得しており、今回は2回目の取り組み。
 参加するのは、陸運企業から佐川急便、西濃運輸、フォワーダーとして伊藤忠ロジスティクス、近鉄エクスプレス、三井倉庫ロジスティクス、三菱倉庫の6社。
 同認証は医薬品航空輸送のグローバルな統一基準として、国際航空運送協会(IATA)が策定。世界各国のGDP(医薬品の適正流通基準)を包括的に網羅した内容で、高い輸送品質を保ったサプライチェーンの構築が目的。
 同コミュニティは成田国際空港が主催。2019年9月結成の第1弾に続き、今回は第2弾として6社が参画。同社は陸運事業者として同認証を取得し、より高品質な医療・医薬品物流サービスの提供を目指す。温度管理を含む医薬品の国内輸送で、空港での引受から納品まで一貫した品質の維持を図る。