• 物流施設

21/07/29

アスコット、埼玉県加須市に用地を取得し物流施設開発事業へ新規参入

 不動産開発などを手掛けるアスコット(本社・東京、久米本憲一社長)は物流施設開発事業へ新規参入する。埼玉県加須市に2023年初夏、物流施設をしゅん工する計画。
 EC(電子商取引)需要の高まりや、多くの倉庫が老朽化し建て替え時期を迎えているなど、物流施設事業を取り巻く環境は急激に変化している。ラストワンマイルの一端を担う物流施設の建設を推進し、需要を取り込みたい考え。

 第一号となる加須市の施設は、埼玉県北東部に位置し東京都心から50キロメートル。埼玉県に加え、首都圏全域への集配送が可能で利便性の高い立地。
 郊外の大きな物流施設との中継地点となり、ドライバーの労働環境の改善にも貢献する。また、物流のリードタイム短縮を可能にし、CO2(二酸化炭素)排出削減や、環境保全も期待できる。
 アスコットは今後、東京・大阪・名古屋などの大都市圏での物流施設の開発をスピード感を持って展開していく方針。