- 物流企業
21/07/27
センコーGHD、アパレル2社と協働で新たな資源循環の取り組みに参加
センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)は6月22日~8月31日、オンワード樫山(同・同、鈴木恒則社長)と三陽商会(同・同、大江伸治社長)と協働で新たな資源循環への取り組みに参加した。資源を効率的に回収・再生させる仕組みの構築を目指す。
動静脈一体物流を活用し、効率的に廃プラスチックを回収、再生するレコテック(同・同、野崎衛社長)の資源循環プラットフォーム実証事業に参加する。
アパレル両社の物流倉庫・店舗等から排出されるプラスチックの量と種類を見える化した上で、両社の納品物流業務を担うセンコーグループの車両で回収。マテリアルリサイクル施設にて再生する実証事業に協力する。
回収拠点は、オンワード樫山の芝浦のビルのほか、三陽商会の社員セール会場や店舗など。回収対象は、納品時のハンガーカバー、ニット・カットソーなどの包装プラスチック。
レコテックが提供する資源循環プラットフォームシステムと廃棄物を記録するWebアプリケーションで、廃プラスチックの量と種類を可視化。静脈サプライチェーンの各プロセスにおけるトレーサビリティ(追跡性)を担保する。これを前提に、東京都の「再生利用指定」を受け、許認可外の車両を使った動静脈一体物流を実現することが可能となった。