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21/07/21

栗林商船、青果物卸売業の北千生氣を子会社化

 栗林商船(本社・東京、栗林宏吉社長)は7月20日、北千生氣(同・北海道中富良野町、栗山卓也社長)の全株式を取得し子会社化した。栗林商船の顧客基盤や物流網と、北千生氣の仕入と販売に関するネットワークの組み合わせによる事業の相乗効果の実現を見込む。取得額は、費用を含め8億円。
 北千生氣は、北海道中富良野町で人参、玉葱を中心に集荷販売する青果物卸売業として、地域の生産者による良質で安全な農産物を全国各地の中央・地方卸売市場、青果物卸売業者へ販売している。資本金は3000万円で2021年4月期の業績は、売上高が20億8400万円。営業利益は、3000万円。
 栗林商船は、今回の子会社化で、地域の農業生産を支援し、農業分野を通した地域貢献にも取り組んでいく。