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21/07/20

福通、25メートルダブル連結トラックを入間ー名古屋間に投入

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は7月15日、「25メートルダブル連結トラック」を名古屋支店(北名古屋市)と入間支店間(埼玉県入間市)に2セット投入した。ダブル連結トラックの対象路線拡充を受けたもの。

スペック比較表

出発式の様子

 名古屋主管支店―国道41号線東名高速小牧IC(インターチェンジ)―圏央道青梅IC―国道16号線―入間支店間を運行する。
 福通は、17年10月から名古屋主管支店と静岡県の裾野営業所間で国内初運行を開始。19年12月に栃木支店と岩手県の北上支店間、21年3月には広島県の福山主管支店と福岡流通センター間で運行しており、今回が4路線目となる。
 ダブル連結トラックは、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能。このため、幹線輸送の効率化、ドライバーの労働環境改善やCO2(二酸化炭素)排出量の削減など、環境負荷の低減を促進する。
 福通には、連結トラックを運転する可能性のある有資格者(けん引免許保有者)が1578人在籍している。「今後さらに台数を増やしていく」(福通)予定だ。