ＵＰＲ、輸送状態を管理する追跡ソリューションの新型端末の提供を開始

 

　ユーピーアール（本社・東京、酒田義矢社長）は８月、輸送時の状態管理・追跡ソリューション「なんつい（なんでも追跡ソリューション）」の新端末の提供を開始する。医薬品や食品などの配送で生産から消費までの追跡情報が求められる中、位置・温度・湿度・衝撃を記録し、安心・安全な輸配送環境を目指す。
　「なんつい」は、輸送品などのモノや施設・設備に取り付け、位置情報などをパソコンやスマートフォンでリアルタイムに把握できる端末。新端末「NAX-02G」は現在地と位置履歴収集、温度・湿度・衝撃データ収集、異常値観測時のアラートメール発信を行う。
　衝撃に弱い精密機器や代替不可能な美術品などを運搬する際、輸配送環境の把握や異常値観測時の迅速な対応が行える。
　環境に配慮した充電式バッテリーで、使いやすいデータ閲覧用クラウドと合わせたパッケージで提供する。