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21/07/15

アスクル、実行型AIロボットの導入で物流現場のDXを加速

デパレタイズロボット

 アスクル(本社・東京、吉岡晃社長)はこのほど、横浜市と埼玉県三芳町の物流センターにAIロボットを導入した。高負荷作業の自動化を促進し、身体的負担の低減と生産性の向上を目指す。
 ASCUL Logi PARK横浜に導入したのはMujinのアーム型ロボットのデパレタイズロボット1台。出荷するケース品を持ち上げ、コンベヤに投入する。従来、従業員の手によって1日平均約6000箱をコンベヤに投入していたが、導入により従業員の作業負担を大きく低減する。

自動棚搬送ロボットGeeK+「EVE P800R(AGV)」

 ASKUL三芳センターに導入したのは、自動棚搬送ロボットギークプラスの「EVE P800R(AGV)」116台。商品棚を載せて、ピッキング担当者のいる場所まで運ぶ。導入で、人が商品棚まで行かずに済み、作業負担軽減につながるだけでなく、ピッキングの定点化で生産量の倍増が見込める。また、人が商品棚の間を歩かないため商品棚を密集して配置することができ、収容在庫数の拡大につながる。