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21/07/14

大和ハウス、22年11月、埼玉県に「DPL久喜宮代」をしゅん工

「DPL久喜宮代」外観パース

 大和ハウス工業(本社・大阪市、芳井敬一社長)は22年11月、埼玉県宮代町に「DPL久喜宮代」をしゅん工する。首都圏全域の物流をカバーし、テナント企業の幅広いニーズに対応する。
 所在地は埼玉県宮代町和戸横町1537ノ1ほか。東北自動車道久喜インターチェンジ(IC)から約4キロメートル、圏央道幸手ICから約5キロメートル。敷地面積は7万1743・67平方メートル。鉄筋コンクリート造+S造で免震構造の4階建てで、延床面積は16万1955・96平方メートル。
 天候の影響を受けずに荷物の積み下ろしができる中車路を設け、特殊車両の40フィートコンテナ車が各階に直接乗り入れ可能ならせん状のランプウェイ2基を採用。施設全体で160台分のトラックバースも用意する。

「DPL久喜宮代」位置図

 最大24テナントが入居でき、各区画に事務所が設置可能。また、トラックの入場予約システムとオンラインチェックインシステムを導入。施設内作業や物資の移動計画が立てやすく、物流施設の運営効率を高めることができる。
 BCP(事業継続性)対策では、免震システムを導入し、浸水対策も行うなどして防災面にも配慮。さらに、テナント企業の労働環境整備として、従業員専用の保育施設やカフェテリア、無人コンビニエンスストアを設置する。