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21/07/06

トラスト、倉庫の棚卸し・検品作業自動化システム提供開始

 

RFIDを付与した段ボールで実際に作業する様子

 東大発AI(人工知能)ベンチャーのTRUST SMITH(本社・東京、大沢琢真社長)は7月5日、物流倉庫内での棚卸し・検品作業を自動化するシステムの提供を開始した。物流現場における人手不足の解消や人為的ミスの削減、作業効率の向上を目指す。
 同システムは、RFID(非接触電子タグ)をパレット単位、ダンボール単位で付与することで、短時間で棚卸や検品作業が可能になるシステム。電波の届く範囲であれば、タグの一括読みも可能だ。
 RFIDは、電波の周波数帯や通信範囲ごとに種類分けがされており、同システムでは複数あるRFIDの中から倉庫内で取り扱う品物に応じて適切なRFIDを選択することができる。
 また、同社は無人フォークリフトや自動搬送ロボットなどのマテハン機器を多数取り扱っており、同システムとマテハン機器との相乗効果が期待できるとしている。