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21/07/02

日通、ミラノ・マルペンサ空港近郊の自社倉庫内で医薬品のGDPを取得

倉庫室内の様子

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)の現地法人イタリア日本通運は5月25日、ミラノ・マルペンサ空港近郊のライナーテにある自社倉庫内において、欧州委員会が定めた医薬品のGDP(適正流通基準)を取得した。高度化・多様化する医薬品の物流ニーズに応える。
 ライナーテの自社倉庫内に2℃~8℃(20平方メートル)、15℃~25℃(470平方メートル)の冷蔵設備を有する温度管理機能を備えた空調施設を新設。一時保管業務と同社の国際温度管理輸送サービスを組み合わせ、医薬品産業の物流ニーズに対応していく。
 イタリアは医薬品業界総生産額の世界シェア12%を占め、国内でも医薬品産業が過去10年間で168%の成長をとげている。