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21/07/01

日新、横浜本牧ふ頭で重量物こん包センターをしゅん工

横浜重量物梱包センター外観

 日新(本社・横浜市、筒井雅洋社長)は7月1日、横浜市本牧地区に「横浜重量物梱包センター」をしゅん工した。京浜地区における輸出事業の中核拠点として活用する。
 所在地は神奈川県横浜市中区本牧埠頭8ノ114。横浜港内のコンテナターミナルに至近で、首都高速湾岸線や国道357号線などへも接続しやすい。敷地面積は1万4974・21平方メートル。鉄骨造・平屋建てで、延床面積は1万85平方メートル。

横浜重量物梱包センター内観

 定格荷重80トンまでの重量物に対応した天井クレーンを備える。内訳は、40トン(20トン×20トン)のクレーンが2基、20トンクレーンが1基、10トンが1基。また奥行き25メートル、全幅96メートルの庇(ひさし)を設け、全天候型の作業スペースを確保した。
 また、直結する公共岸壁を活用することにより、敷地前面での在来貨物船の荷役作業も可能で、従来の施設と比べ大幅に作業能力が高められるという。