- 物流施設
21/07/01
三井不、千葉県船橋市に「街づくり型物流施設」のロジパーク完成
三井不動産(本社・東京、菰田正信社長)は6月30日、千葉県船橋市に「MFLP船橋Ⅲ」をしゅん工した。また、約2万平方メートルの緑地空間「MFLP船橋・&PARK」も7月1日にしゅん工し、同社が2013年から8年かけて開発した「街づくり型物流施設」の「三井不動産ロジスティクスパーク船橋(MFLP船橋)」の全施設が完成した。
MFLP船橋Ⅲの所在地は船橋市浜町2ノ4ノ7。敷地面積は5万8857平方メートル。地上8階建て・RC・S造・免震構造で、延床面積は27万1051平方メートル。各階の倉庫・トラックバース面積は約2万7000平方メートル。トラックバースは国際基準の45フィートコンテナ車両にも対応可能。
セキュリティやBCP(事業継続計画)対策の設備を完備しているほか、共用部には屋外テラスやラウンジなどを設置。また、環境負荷低減の取り組みとして太陽光発電設備を屋上に導入した。
MFLP船橋・&PARKにはスポーツ施設「三井不動産アイスパーク船橋」を誘致。近隣の「三井ショッピングパークららぽーとTOKYO-BAY」と連携したイベントの開催などで賑わいを創出する。
同施設は2016年に「MFLP船橋Ⅰ」、19年に「MFLP船橋Ⅱ」と「MFLP船橋・&GATE」、20年に「三井不動産アイスパーク船橋」がしゅん工し、パーク全体の総延床面積は70万平方メートルに及ぶ。