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21/06/30

ゼロ、中国・北京市の「陸友物流」を子会社化へ

 ゼロ(本社・川崎市、北村竹朗社長)は7月1日、中国・北京市の「陸友物流」を連結子会社化する。中国で中古車市場の車両輸送を強化するほか、中国製EV(電気自動車)の日本への輸入も視野に入れ、両国にまたがる国内外一貫輸送体制の構築を図る。
 陸友物流は2004年4月設立で、資本金は250万米ドル。中国国内で日系・欧米系の自動車メーカーを対象とした完成車の輸送を手掛け、通関・保管・PDI(納車前整備点検)も担う。20年12月期の売上高は37億5000万円、営業利益は9500万円。
 現在、ゼロが保有する同社の株式は25%だが、商船三井と住友商事から計40%を追加取得し、持株比率を65%に引き上げる。