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21/06/23

三井倉庫 、埼玉県加須市に医療品向けセンター7月に開設

 

関東P&MセンターB棟の外観

 三井倉庫(本社・東京、久保高伸社長)は7月、埼玉県加須市に 「関東P&MセンターB棟」を順次稼働する。医療用機器の製造販売を手掛けるベクトン・ディッキンソン傘下の日本ベクトン・ディッキンソンと メディコンの国内物流を一元管理する東日本の拠点として活用する。
 所在地は、埼玉県加須市芋茎1248ノ12。東北自動車道や首都圏中央連絡自動車道にも至近。地上4階建ての免震構造で、延床面積は2万3580平方メートル。全館に2~8℃の冷蔵、15~25℃の常温、1~30℃の室温の温度管理を実施。非常用電源や自家消費型太陽光発電も備えた。
 また、 流通過程で必要となる流通加工(包装・表示)の受託体制を整備。 、拠点統合による輸送網の集約、共同配送の推進など輸配送の合理化による流通業務の効率化が実施されている。
 三井倉庫はベルクトングループの流通管理一元化に向けて、西日本、羽田の2拠点を稼働。加須の新センターの稼働で、拠点再編が完了する。「3拠点同一の品質管理を行い、付加価値の高い物流サービスを提供したい」(三井倉庫)。