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21/06/22
東京港の五輪対策、周辺道路混雑緩和へゲートオープン時間拡大
東京都は東京五輪・パラリンピックの開催に合わせ東京港コンテナターミナルのゲートオープン時間を拡大する。期間は7月中旬の東京五輪準備期間、9月6日以降のパラリンピック機材撤収期間を含む7~9月。五輪期間中は深夜も含め、受け付け終了時刻を11時間半延長して翌午前4時とすることで、多くの大会関係車両の通行が見込まれる日中の周辺道路の渋滞緩和を目指す。
ゲートオープン時間拡大は品川、青海、大井、中央防波堤外側のコンテナターミナルで実施する。
五輪期間中を含む7月19日~8月6日のうち平日に、受け付け開始時刻を通常より1時間早い午前7時半にする。終了時刻は翌日午前4時とし、通常より11時間半延長する。「五輪期間中は競技会場まで選手を送るバスなどの大会関係車両が多くなるため、周辺道路の混雑が見込まれる。関係各所に協力してもらい、サポートを手厚くした」と都港湾局港湾経営部の加藤知幸物流企画担当課長。
一方で、午後6時~翌午前4時は、予約した車両のみ受け付けできるようにする計画だ。
準備期間の7月14~16日、パラリンピック期間中と終了後の8月24日~9月8日の平日も、受け付け開始時刻は同様にする。終了時刻はどちらも午後6時にし、1時間半遅くする。
臨海部に競技場などが集中
臨海部に多くの競技場と報道陣が集まるメディアセンターがあり、周辺道路は大会関係車両の通行が見込まれ、輸配送時間を日中から早朝や夜間に変更できる取り組みが求められていた。