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21/06/21

西鉄、22年9月に「福岡ロジスティクスセンター」を開設

 西日本鉄道(本社・福岡市、林田浩一社長)は2022年9月、福岡市に国際物流事業本部の新拠点となる「福岡ロジスティクスセンター」を開設する。福岡地区の倉庫を集約し、輸出入業務の拡大・効率化を図る。

 所在地は福岡県福岡市博多区東那珂2ノ17ノ1。福岡都市高速大宰府インターチェンジ(IC)から3・7キロメートルで、福岡空港や博多港から至近。敷地面積は5575平方メートル。RCSS造(一部鉄骨造)で地上4階建。延床面積は1万1558平方メートル。
 倉庫は9793平方メートルで、2階から4階は空調倉庫。3階には冷蔵倉庫を完備。1階は常温倉庫(保税倉庫)となっている。各階の天井高は5・5メートル。

 同センターでは、西鉄運輸と協働し、保冷保管・保冷輸送をつなげた低温物流を実現。高まる需要に対応し、九州とアジアを結ぶ物流の中枢拠点として輸出入貨物の取り扱いを拡大していく。