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21/06/18

日通、カンボジア国内輸送サービスの医薬品GDP認証取得

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は3月14日、カンボジアの国内輸送に関する医薬品のGDP(適正流通基準)認証を現地法人が取得した。需要が高まる医薬品分野で安全・安心なサービスを確立し、カンボジアの医療環境の発展への貢献を図る。
 現在カンボジアでは、病院などで使用する医薬品の多くを輸入に頼っている。だが、適切な管理のもとで保冷車や冷蔵保管に対応できる輸送業者が少ない。日通は、2019年12月に冷凍・冷蔵庫を完備したプノンペンロジスティクスセンターを開設。21年4月から、同国内の日系病院で使用される医療・医薬品の保管業務も開始している。
 日通は今後も、医薬品輸送の高度化・多様化するニーズに応える。強みであるグローバルネットワークと連携した高品質輸送サービスの提供にも努めていく。