• 物流企業

21/06/18

SGHグローバル、アリババ傘下の菜鳥と物流連携

 SGHグローバル・ジャパン(本社・東京、小山彰社長)は5月26日、アリババグループ傘下でロジスティクス部門の菜鳥網絡(同・中国杭州、万霖社長)とパートナー契約を結び、物流業務を開始した。日本企業の中国マーケット進出を後押しする。
 中国のEC(電子商取引)サイトで注文を受けた商品を、日本から中国の消費者向け直送物流としてSGHグローバル・ジャパンが受託する。
 両社がこれまで培ってきた国際物流のノウハウを活用し、越境EC事業を行っている日本企業だけではなく、中国の消費者にも高品質な輸送サービスを提供していく。
 輸出入に必要なシステム連携を行い、大阪から週6回の航空便で日本から中国まで輸送している。6月18日からはSGホールディングスグループの大規模物流センター「Xフロンティア」内の東京倉庫からの出荷も計画している。
 菜鳥はパートナー企業と協業し、24時間以内に中国全土のあらゆる場所に、72時間以内に世界中に配送することを目指し、顧客体験の向上を図る。