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21/06/10

セイノーアジア、日本ブランド育成支援のパートナーに選定

 セイノーアジアトレーディング(本社・東京、金子恒平社長)は5月31日、中小企業庁が実施する日本のブランドを育成支援する事業で、海外販路開拓活動をサポートする「支援パートナー」に選定された。中小企業に代わり、中華圏向けの輸出入事業や販路開拓を国の補助金を活用して行っていく。
 中国、台湾、香港など中華圏へのマーケティングから、プロモーション輸出までを一括でサポートする。中小企業から食品や酒類、日用雑貨などを買い取り、現地商社や小売店、専門店、EC(電子商取引)事業者などに輸出販売を行う。合わせて通関の規制状況の調査、輸出に必要な原産地証明書など各種資料の作成・申請も支援する。
 また、事前マーケティングとして、中華圏の主要ECサイトのほか、現地小売店や飲食店への継続的な販売を行っている強みを活かし、現地消費者へのテスト販売やアンケート調査なども担当する。販売結果や消費者・バイヤーの声をまとめたレポートを作成し、顧客に提供する。
 商材の特性に合わせ、ECや小売店や飲食店向けに営業活動なども継続的に実施する。ECでは中国越境プラットフォームや現地事業者への商品提案、SNSを使ったインフルエンサーへの商品紹介、PR記事や動画の企画立案、各種コスト調整などまで対応する。また、実店舗ルートは、地場バイヤーの開拓、商品提案、価格交渉、契約締結まで対応する。