- 物流企業
21/06/03
大和物流、滋賀物流センターの建て替え工事が完了
大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は6月1日、滋賀県湖南市の滋賀物流センターを稼働した。今後のさらなる物流ニーズの多様化に応えるため、延床面積を以前の約5倍に拡大した。
所在地は滋賀県湖南市朝国東261ノ1。名神高速道路竜王インターチェンジ(IC)から約10キロメートル、栗東湖南ICから約11キロメートルに位置し、国道1号へのアクセスにも優れた立地。敷地面積は1万4722・85平方メートル。鉄骨造地上3階建てで、延床面積は1万5356平方メートル。総延床面積は、別棟を含めて1万8788平方メートルとなる。
トラックバースは低床式ホームを採用し、建材や電気機械などの重量物の取り扱いに最適な仕様にした。倉庫内には貨物用エレベーター2基と垂直機1基を設置し効率的に貨物を搬送。また、奥行10mの庇を備えているため、天候に左右されない入出庫が可能となっている。
同センターは今後、関西エリアに拠点を置くメーカーや流通業者向けに、効率的な保管・輸配送拠点として稼働する。また、津波被害のリスクが少ない内陸部の立地特性から、セキュリティ完備の文書保管倉庫としても運用する。