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21/06/01
日通、羽田京浜島航空貨物センターのマテハン機器を一新
日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は5月31日、東京都の羽田空港に隣接する「羽田京浜島航空貨物センター」のマテハン機器を一新した。先端機器の導入で省力化を実現するとともに、国内航空貨物だけではなく、輸出入貨物でも迅速な対応を実現し、国内外の顧客を最短で結ぶ高品質な輸送サービスを提供する。
最新のクロスベルトソーター式の自動仕分け機を導入。仕分能力は毎時1万2000個。仕分可能サイズは、最大700ミリメートル×600ミリメートル×800ミリメートル、長物400ミリメートル×1400ミリメートル×400ミリメートル。投入口は5ライン。
また、これまで手作業で仕分けを行ってきた規格外貨物に対しては、新たにスライドソーター方式の自動仕分け機を導入。仕分能力は毎時4000個。仕分可能サイズは最大800ミリメートル×900ミリメートル×800ミリメートル、長物300ミリメートル×300ミリメートル×1500ミリメートル。仕分可能重量は1個当たり50キログラム。
自動仕分け機への投入作業では、AI(人工知能)を搭載したロボットアームを採用。トラックから自動仕分け機投入口までの搬送には自動ロールボックス搬送装置を設置し、作業効率化、省力化につなげる。
日通は、羽田空港内と隣接したエリアに二つの国内航空貨物専用のハブ拠点を構えている。既に2017年には羽田空港貨物センターのマテハンをリニューアル。今回のリニューアルと併せ羽田空港を発着する航空貨物を速やかで安定的に輸送できる基盤を整備した。