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21/06/01

日新、横浜臨海部開発へ東急不動産ら3社と協力

 

計画地周辺鳥瞰写真

 日新(本社・横浜市、筒井雅洋社長)はこのほど、横浜市中区に持つ土地の再開発に向け、東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険の3社を事業パートナーとして決定した。2027年のしゅん工を目指し、住居や商業、オフィスなどの複合施設を整備し、横浜の一層のポテンシャルアップに貢献していく。
 横浜市中区海岸通5ノ25ノ1に所有する土地を再開発する。現在は駐車場として活用されているエリアで、横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩2分、JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅からは徒歩8分と交通アクセスにも優れている。敷地面積は約1万2300平方メートル。
 海沿いのプロムナードや広場とともに、賑わいや創造活動を生み出す商業施設・オフィス、横浜都心の新たなライフスタイルを生み出す居住機能などの整備を見込んでいる。「馬車道」駅や「桜木町」駅からはペデストリアンデッキで接続する計画。
 再開発地区周辺エリアは、生糸検査所や関連倉庫群が並ぶ港湾・臨港地区として発展。2000年以降は東急東横線直通のみなとみらい線開業とあわせて、歴史的建造物の一部を保存・復元しながら地区の機能更新が進められてきた。20年には商業施設「北仲ブリック&ホワイト」や「ザ・タワー横浜北仲」、横浜市新市庁舎が完成している。 

計画地位置図