- 物流企業
21/05/28
ベルギー日通、新サービスで輸出入ゲートウェイ機能を強化
日本通(本社・東京、斎藤充社長)はこのほど、ベルギーと日・米をつなぐ新サービスを開始した。欧州での輸出入ゲートウェイ機能を強化し慢性的な航空スペース不足に対する顧客のニーズに応える。
欧日間サービスでは4月16日、リエージュ空港と成田空港を結ぶサービスを開始。貨物専用空港として機能しているリエージュ空港貨物地区内にオフィスを開設しCFS(コンテナフレイトステーション)機能を整備。リエージュ空港と成田空港間の往復輸送チャーターサービスを利用し航空輸出業務の取り扱いを開始した。
5月8日からはベルギーのオステンド・ブルージュ空港とアメリカのJFK空港の欧米間でサービスを開始。欧米間では、カタール航空(旅客貨物便)と週一便のチャーター契約を締結し、オステンド空港とJFK空港との欧米間往復輸送チャーターサービスを開始した。欧州側、米国側とも、輸送サービスを発着まで一貫で提供し、周辺エリアへの集荷・配送も対応する。
これにより、欧州物流の中心部に位置するベルギーの地理的な特徴を生かし、オランダ、フランスなど周辺国の貨物を搭載することが可能となった。