• 物流企業

21/05/28

鈴与、食品物流の拠点を埼玉県加須市に新設

 鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)は5月28日、食品配送型DC(ディストリビューションセンター)の「加須物流センター」を埼玉県加須市に新設した。食品の取扱量が多い埼玉エリアの新拠点として、主に植物油などの加工商品を扱う。好立地を活かして遅配・残荷リスク、汚破損を回避し、食品物流事業の拡大を図る。
 所在地は加須市北大桑地516ノ3。3階建て倉庫で、延床面積は1万6909平方メートル。食品の保管、荷さばき、流通加工などの業務を請け負う在庫型物流センター。荷さばきスペースを広く設計した低床式で、1日あたり350トンの食品配送に対応できる。庇とピロティは合わせて25メートルで、天候に左右されない荷役が可能となる。
 東北自動車道の加須IC(インターチェンジ)から約1キロメートルの立地。利便性の高いロケーションと同社の共同配送サービスを掛け合わせ、関東地区での販売強化を図る顧客のニーズに応える。