- 物流企業
21/05/28
三菱倉庫、中国・上海の倉庫に定温区画を開設
三菱倉庫(本社・東京、藤倉正夫社長)は5月、中国現地法人の上海菱華倉庫運輸の青浦営業所内に定温区画を開設した。温度管理が必要な素材や半導体、医療機器などの保管ニーズに対応し、中国での新たな物流ニーズに対応する。
青浦営業所の所在地は上海市青浦区重固镇新涛路89号。上海繞城高速道路・重固出口の至近。上海市内はもとより江蘇省、浙江省、安徽省といった華東地区への配送拠点として最適な立地。上海菱華の配送サービスにより中国全土への出荷が可能で、中国での物流の中核拠点としても活用できる。温度管理区画の面積は約2400平方メートルで、温度帯は25度以下となっている。
現在中国では、5Gや電気自動車などの次世代技術への投資が積極的に行われ、付加価値の高い製品、素材に関連した物流需要の拡大が見込まれる。
中国でも、効率的で高品質な物流サービスを提供する。顧客のニーズに合わせて定温区画を拡張するとともに、北京や広州などの倉庫・配送センターにも温度管理区画の拡充を予定している。