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21/05/28

大塚倉庫、BtoB受発注サービス「受注net」を全国展開

  大塚倉庫(本社・大阪市、浜長一彦社長)は5月25日、卸業者向けの発注サービス「受注net」を全国展開した。受注業務もテレワークで作業できる環境へと進化させ、さらなるサービスの向上を目指す。
 受注ネットは、スマートフォンやタブレットを使って、簡単に発注ができるサービス。昨年10月から全国の卸業者の約2000社を対象に導入していた。
 これまで大塚グループの受発注では、全体の70%がデジタル化されていたが、残りの30%は専用発注用紙やFAX用紙の発注のままで、受注拠点に出社して業務を行う必要があった。今後は、テレワークによる受注業務が可能になるほか、卸業者も場所や時間を選ばずに発注できるようになる。また、発注の締め時間も1時間延長できる。
 導入した卸業者からは、「発注業務の時間が短縮され、別の業務の遂行が可能になった」「スマホを持って倉庫に行けばその場で発注できて大変助かる」といった声が上がった。