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21/05/26

極東開発、新型のテレスコ式土砂ダンプトレーラを5月末に発売

 極東開発工業(本社・兵庫県西宮市、布原達也社長)は5月31日、新型の「テレスコ式土砂ダンプトレーラ (車両総重量36トン)」を発売する。ダンプ機構にテレスコ式シリンダを採用して重量バランスを最適化。積載量の大幅な向上と輸送経済性の両立を図る。
 耐摩耗鋼板を使用した曲げ構造のボデー形状で大幅に軽量化し、強度を保ちながらスチフナ(補強柱)レスにするなどシンプルなデザイン。足回りにはエアサスペンションとリフトアクスルを採用して片路空荷輸送時の1軸走行を可能にし、高速料金のコストやタイヤの摩耗によるランニングコストを軽減する。
 また、ダンプ角と傾斜角の状態を検知し、危険状態を判定した際にキャブ内のモニタに警告表示を行う「ダンプ横転警告システム」を新たにオプション設定した。
 メーカー希望小売価格は、トラクター抜きで1715万円(税別)。年間販売目標20台を目指す。