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21/05/25

ナイス、首都圏物流網再構築に40億円、埼玉で倉庫建設も

 住宅用資材販売などを行っているナイス(本社・横浜市、杉田理之社長)は2024年3月までに、40億円を投じて首都圏物流体制の強化と最適化に向けた設備投資を行う。埼玉県で倉庫などを新設するほか、首都圏物流網の再構築を図っていく。
 まず22年9月までに、埼玉県越生町の「関東物流センター」を拡充する。木材利用促進のための重要拠点として位置付け、約8億円を投じて5000平方メートル規模の倉庫などを建設する。
 首都圏全体の商品保管機能を同センターへ集約し、最適な在庫体制を図る。また、木材商品の加工やアッセンブル機能など新たな付加価値を生み出すことで、サービス機能の向上も実現していく。
 センター拡充後、24年3月までに首都圏物流網の再構築を実施。首都圏の他の物流センターでも、各地の立地特性を生かしたうえで、取引先へのサービス品質を向上させるとともに、機能を集約し、効率的な物流網の再構築を図っていく考え。