- 物流企業
21/05/20
日通、新素材の輸送用パレットを開発
日本通運(本社・東京、斎藤充社長)はこのほど、発泡スチロールを使用した新素材の輸送用パレットを開発した。軽量性・耐水性に優れ、国際輸送で求められる強度を追求し、あらゆる輸送モードで活用可能な仕様。特に、航空輸送での利用でメリットが大きい。
新素材パレット「NEX-SOLUTION e-light pallet/e-light pallet PLUS」はトーホー工業と共同開発。軽さが特長で、輸送コスト低減や作業スタッフの負担軽減を見込む。水・湿気に強く、貨物輸送中のダメージリスクを軽減し、冷蔵・冷凍庫での使用も可能。耐荷重はe-light palletが通常強度(発泡倍率60倍)で約460キログラム、さらに特殊シートのラミネート加工を施したe-light pallet PLUSは最大約1230キログラム。
従来の木製・プラスチック製・紙(段ボール)製のパレットに加え、新たな選択肢で顧客の輸送課題に応える。