- 船・鉄道
21/05/14
名門大洋F、12月に「フェリーきょうと」就航へ
大阪南港~北九州・新門司港間で運航する名門大洋フェリー(本社・大阪市、野口恭広社長)は5月13日、新造船の命名・進水式を山口県下関市の三菱重工業下関造船所で行った。命名は「フェリーきょうと」。貨物ユーザー向けのサービスを強化した設計で、今年12月から就航する。
2002年から運行している「フェリーきょうとⅡ」の代替船。船体を大型化し、全長は195メートル、全幅は27・8メートル、総トン数は約1万5400トン。トラック積載台数を現在の108台から162台に拡充し、二層同時荷役方式の採用で荷役時間を短縮する。また、ドライバーズルームは個室化と増室を進め、現在の100ベッドを108室に増やした。