• 物流企業

21/05/13

センコー、WEBによる配送マッチング事業開始

軽貨物特化型配送マッチングサービス「サポロジ」の概要

 センコー(本社・大阪市、福田泰久社長)は6月1日、クラウドで荷主と軽貨物運送事業者をマッチングする事業を開始する。この事業を、新たな物流関連サービスと位置づけ、事業領域の拡大を進める。
 5月10日には九州で軽貨物専門の求荷求車サービス「サポロジ」を提供するロジカム(本社・福岡市、大瀬麻衣子社長)と合弁会社「サポロジ」を設立した。ロジカムが九州で提供していたサービスを全国展開する。
 サポロジは、WEBやアプリから荷物と届け先を設定することで金額が確定。サポロジの登録ドライバーがリアルタイムで案件を選び、集荷・配送を行う。スポットに加え、チャーターや定期便の効率配送をコーディネイトするなど、他のマッチングサービスにはない機能も備えている。
 センコーグループはEコマースの拡大などによる小口貨物の増加に対応するため軽貨物運送事業の拡大に取り組んでいる。今後、配送マッチング事業を通じて、自社の軽貨物運送事業のPRや新規顧客開拓、効率的な配送などを図るとしている。