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21/05/12

渋沢倉庫、松戸営業所で物流ロボティクスサービスを活用

 物流ロボティクスサービスを展開する渋沢倉庫(本社・東京、大隈毅社長)はこのほど、松戸営業所にプラスオートメーション(同・東京、飯間卓社長)が提供するソーティングロボット「t-Sort」を導入した。ロボットとマンパワーを融合したハイブリット型業務フローを共同で構築し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速していく。
 松戸営業所は、少量多品種商品を中心に取り扱い物流の高度化を進めてきた。今回は、定額制のロボットレンタルサービスを活用することで、通常のアパレル商品の出荷業務に加え、シーズン入れ替え時返品など一時的に発生する大量の仕分け作業にも対応可能。
 導入に当たっては、渋沢倉庫のWMSとプラスオートの倉庫内実行システムを連携し、季節波動の大きな業務も、省スペースで行えるようになった。加えて、EC(電子商取引)業務など個人向けへの展開も可能だ。

 今後も両社は協業を続け、先進テクノロジーとそれを活用する現場力の融合を推し進め、他拠点への展開を目指していく。