• 物流企業

21/05/11

大和物流、鳥栖市に新拠点開設で九州エリアの事業拡大へ

「DPL鳥栖」外観

 大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は5月1日、九州エリアで5カ所目の拠点を佐賀県鳥栖市に開設した。九州エリアの主要拠点として運営し、ネットワークの拡充と事業の拡大に取り組む。
 所在地は佐賀県鳥栖市三本松1700ノ1轟木工業団地。「DPL鳥栖」を全棟賃借する。九州自動車道・長崎自動車道の鳥栖インターチェンジから約4・2キロメートルの立地。敷地面積は4万6779平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造2階建てで、延床面積は5万418平方メートル。
 貨物用エレベーター6基を備える。各階の床面積は約2万5000平方メートルで、天井高5・5メートル、柱間隔約10メートルを確保。両面トラックバースで、北側は低床式、南側は高床式。建材などの重量物から細かい流通加工商品まで、さまざまな貨物の荷役に対応するほか、通過型センターとしての運用にも適した設計を採用した。