- 物流企業
21/05/11
中国日通、高麗海運(上海)とドア・ツー・ドアサービス商品化に関する覚書を締結
日本通運(本社・東京、斎藤充社長)の中国現地法人日通国際物流は4月13日、韓国の高麗海運(KMTC)の中国現地法人とドア・ツー・ドア一貫輸送サービスの商品化を目的とした覚書を締結した。日系および非日系企業に高品質な国際海上輸送サービスを提供することで、海運フォワーディング事業の拡大を目指す。
まず、中国・日本間の海上輸送におけるドア・ツー・ドアサービスの商品化を目指す。その上で、中国・東南アジア間などKMTCが航路を持つアジア域内においても同様のサービスを検討していく。
高麗海運は、1944年に韓国2位、世界14位の船腹量を保有するKMTCの現地法人。主に中国発着のアジア域内海上コンテナ輸送サービスを提供している。
海外内陸地発着のドア・ツー・ドアサービスの需要が高まる中、海運業務取引で日通グループと関係が深い高麗海運と発着港前後の倉庫・配送・通関などに強みを持つ日通国際物流が提携することで、ドア・ツー・ドア一貫輸送サービスが提供できる体制を構築する。